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【任売事例】ローン滞納でマイホームを手放す

沖縄は全国的に見ても競売不動産が多いと言われています。
社会経済の不況、所得標準の低さなど、人生設計を狂わせる要因が背景にあります。
十年前に分譲マンションを購入したものの住宅のローンの返済が滞り、強制的に競売になってしまう危険にあったAさん。同じ状況に陥らないよう役立てればと、その体験を話してくれました。Aさんはどのようにして切り抜けることができたのでしょうか。


家賃並みを試算し、分譲マンション購入

本島南部出身のAさんは、事業を営むご主人とマンション暮らしをしようと、10年前、物件を探していました。
最初は賃貸マンションに住むつもりでしたが、ちょうどそのころ、近所に分譲マンションが建設されました。
20坪で3LDK、1400万で売り出され、諸経費などを含めても、最終的な価格は1600万円でした。
Aさんが見積もってみたところ、頭金の300万円もなんとか用意できそうで、残りは公庫で住宅ローンを組み、月々の返済額は6万円とはじき出されました。会社勤めのAさんと事業主のご主人の年収で無理なく支払えると見込みました。賃貸マンションでも月々の家賃に5、6万円は掛かりそうだったので、『それなら新築の分譲マンションにしよう』と購入に踏み切りました。何かあれば売ればいいと考えていたのです。


銀行からの電話は序章に過ぎなかった。

マンションは高台にあり、眺めも素晴らしく、快適な暮らしを送っていたAさん。
ところが4年前、銀行からの一本の電話で事態は急変したのです。
「2ヶ月分の住宅ローンの返済が滞っている」と告げられました。
これまで支払いに関することはすべてご主人に任せっきりで、Aさんは事態をよく飲み込むことが出来ませんでしたが、とにかくご主人に滞納分のお金を渡し、銀行への手続きを済ませてもらいました。
それからまたいつもの穏やかな日々が戻ってきました。
しかし、Aさんの知らない水面下で事態はどんどん大きく膨らんでいました。


住宅ローン滞納病み上がりの告白

共働きで忙しい日々を送っていたAさんは体調を崩し入院することになりました。
見舞いに訪れるご主人の顔色が日に日に悪くなる様子を目の辺りにし、入院中のAさんが気を使うほどだったと言います。ご主人は「病気のAさんの事が心配だから」と言うばかりです。
しかし、真実は、Aさんが退院してから明かされることになりました。
「実は話したいことがある」ご主人の重い口がようやく開き始めました。
「二年分の住宅ローンの返済を滞納していてこのままでは家が競売に出されることになるというのです。既に手遅れになってから主人がようやく話し始めたんですよ」


四年前、銀行からのローン返済が滞っていた事を発覚後、まったく銀行からの連絡がなかったので、Aさんはすっかり解決したと思い込んでいたのです。返済はスムーズに進んでいるものとばかり思っていました。しかし、それはご主人が銀行に「妻には連絡しないように」と口止めしていただけだったのです。
Aさんご夫妻は役割分担がはっきりしており、これまで支払いに関する一切はご主人が担当してきました。
事態をしる手がかりとなったはずの郵便物もご主人あてならば封を開けないよう、再三言われていました。
ただし、住宅ローン返済はAさんの給料から支払われているはずだったので、そのお金はどこに消えてしまったのか、Aさんは不思議で仕方ありません。
「そのころ、主人の事業があまりうまくいってなかったので、ローン返済に使われるべき私の給料が主人の会社の資金として使われていたんですよ。」
それでもAさんはこの事態に戸惑ってばかりはいられませんでした。


月々の返済を家賃並みに見込んで試算し、分譲マンションを購入したAさんご夫妻。
「何かあれば売ればいい」と考えていました。
四年前、銀行から二ヶ月分の住宅ローン返済が滞っていることを告げられたものの、すぐに対処し、それ以降は何の問題もなくなったかとAさんは思い込んでしまいました。
共働きで多忙な日々を送っていたこともあり、Aさんは二ヶ月近く入院する事になりましたが、ご主人の様子がおかしいこともうすうす感じていました。


早めの相談が競売の危機を救う

Aさんの退院後に待っていたのは、住宅ローン滞納の真実でした。
二年分のローン返済が滞り、このままでは競売にかけられるというご主人からの告白。
「住宅ローンは私の給料から支払われているはずだったのに、それは夫の事業の資金に使われていたんですよ。働いて、稼いで、支払い続けていると思い込んでいた私の十年にわたる歳月は何だったのだろうとおもいました」


しかし、この真実に戸惑ってばかりではいられず、現実を受け止めて切り抜けていかなければなりません。
解決する事を第一に考えなければ、と、Aさんはすぐに頭を切り替えました。
ここからのAさんの行動力や情報収集力が多いに発揮されていくのです。
相談を持ちかけられた知人の一人に不動産業者がいました。その会社は新築マンションの販売しか取り扱っておらず専門外だったのですが、「任意売却」を専門にする不動産会社を紹介してもらいました。
Aさんはここで初めて、「任意売却」という手段を知ったのです。


素早い行動で「任意売却」成立

Aさんご夫妻は相談の末、任意売却する事に決めました。
紹介してもらった不動産会社と話し合いを重ね、手続きはとんとん拍子に進んでいきました。
不動産会社の不動産を査定し、債務者との売却金額の調整を行います。
そうして決定された金額に対してAさんは納得していました。
「購入者は買ったときのままで価値が止まっていますが、マンションの不動産価値は入居したらどんどん下がって行く事をAさんはよく理解されていました」と担当した不動産。


その後は不動産会社のホームページや住宅新聞、情報誌に売却価格が掲載され、購入希望者も数組が名乗りをあげました。「購入希望者がうちを訪問する際はお互いに顔を会わさない方がいいだろうと不動産会社が気を使ってくれて、その時間帯は外出するなどしていました」


Aさんのマンションが売りに出されて、わずか二ヶ月で無事に買い手が決まりました。
同社によれば二ヶ月はかなり早い決着だとのこと。
時間がたてばたつほど、売却価格は徐々に下がっていきます。価格調整が出来ますが、長期化すると結局、競売に掛かってしまいます。Aさんのマンションの場合は一回も価格を変動させずに買い手が決まりました。
スムーズに解決できた要因は幾つかありますが、何よりもAさんの「売りたい」という気持ちからくる行動の早さだったのです。


任意売却がスムーズに進んだわけ

Aさん夫妻のマンションがスムーズに任意売却の成立に至ったのは、幾つかの要因がありました。
一つは、住まいの手入れを日頃から重ね、きれいに住み続けたことです。
築年数は十年がたっていましたが、きれい好きを自任するご主人が日々、掃除を怠る事無くつづけていたおかげで水回りをはじめ、ほとんど傷みがなかったようです。中古物件はリフォームだけでも数百万は掛かり、購入者にとってはそれも踏まえた上で購入を決断しなければなりません。リフォームがまったく必要なく、ハウスクリーニング程度で済むのであれば、物件としてはかなり魅力的です。
任意売却成功のさらなる鍵はAさんの行動力でした。
とにかくすぐに頭を切り替え、周囲への相談を持ちかけました。
社交的で知人友人も多いAさんはご主人にこの事態の解決を任せるのではなく、周囲の助けを借りたのです。
前向きな性格を活かして、交渉なども自ら行うことにしました。「こういう非常事態での女性の底力はすごいなと自分でも思いますよ。火事場の馬鹿力というんでしょうか。とにかくどこかに相談しようと行動に移しました」。


専門家への早めの相談が功を奏す

相談を持ち掛けた結果、Aさんご夫婦にとって約に立つ情報をいろいろな人たちが教えてくれました。
何よりも力になってくれたのは任意売却を専門にする不動産会社でした。
また専門家への相談は、司法書士に一括できる事も同社のアドバイスで知りました。
任意売却を決断した後、すぐにでも家を引き払わなければいけないと、Aさんは勝手に思い込んでいました。
仮住まいとなるアパートの賃貸料の出費を覚悟しながら、引越の手配も早々と住ませていました。


しかし、不動産会社によると、その必要はないとのこと。
結局、購入者への引き渡しまでの間、そのままマンションに住み続け、引越先への猶予期間も生まれました。


ゼロからのスタートで見えたもの

今回の一件が結婚生活の節目になったと語るAさん。「夫婦ともどもゼロからのスタートで身も心も軽くなりました」ご主人も別の仕事が見つかり、精神的にも楽になったようです。
これまでは家庭内で役割分担がはっきりしていましたが、この一件以来、ご夫婦の関係性も変わってきたと言います。「私はやりながら考える性分なんです。やってみないことには知恵も生まれません。どのみち考えた通りには物事は進まないので、行動しながら考えた方がいいんです」
ローン滞納という事実ばかりに執着させずに、すばやく頭を切り替え、前向きに進めていくしかありませんでした。そのおかげもあって、無事にマンションは競売にかからず、任意売却できました。
三年たった今では、新しい生活も軌道に乗り始めたと語るAさんです。

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